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呂律が回らない

酔った時には呂律が回らないものですが、我々は話をする際には、口や唇、頬、舌を無意識に動かして言葉として出す必要があり、その際には当然口・唇・頬・舌の筋肉を微妙に働かせているのです。これら発語発話に関与する筋肉(構音筋)が麻痺するとうまく言葉が出せなくなり、これが呂律の障害(構音障害)の原因となります。なおこれらの筋肉(構音筋)の障害が無いのに言葉がうまく出せない場合は、失語を考えます。これらの症状が突然に生じてきた場合は脳卒中が疑われますので、直ぐに受診する必要が有ります。また徐々に目立って来た場合にも神経の疾患が疑われ、咀嚼や嚥下の障害が出現し肺炎の原因にもなり、早めに相談頂く必要が有ります。

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