メニュー

生活習慣病

生活習慣病生活習慣病は以前は成人病と呼ばれていましたが、必ずしも加齢に伴って不可避に発症する「成人病」という訳では無く、近年はライフスタイルの変化により若年や小児にも発症しています。その原因は主に乱れた生活習慣(ファストフード中心の食事、運動不足、飲酒、喫煙など)に由来すると判明、「生活習慣病」へと呼び名が変わった経緯がある様です。この言葉には「乱れた生活習慣の改善で予防可能である」という意味合いも含まれます。生活習慣病は具体的には高血圧症、脂質代謝異常症、糖尿病、高尿酸血症などが挙げられ、それらによって次第に動脈硬化が進行し腎臓病を併発したり、突然に脳卒中や心臓病を来たしたりします。また癌も生活習慣病の一つと考えられています。
生活習慣改善の為の基本は「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 5にクスリ」との事ですが、具体的には運動としては日常生活において、男性は1日9200歩以上、女性は8300歩以上の「歩数」歩く事、また運動の習慣化の試みとして20-30分の有酸素運動を週3回程度行う事が提唱されています。
また食事では減塩(1日10g未満)や野菜摂取量増加(1日350g以上)、20-40歳代では脂肪によるエネルギー摂取を25%以下とする事、などが提唱されています。
喫煙人口は減って来ておりますが、喫煙は動脈硬化の促進から脳卒中や心筋梗塞など「虚血性心疾患」を引き起こし、更に肺がんや喉頭がんなどの発症リスクが増大するとされています。禁煙は生活習慣病予防に必須の条件です。

生活習慣病から来る病気・疾患

糖尿病、肥満症、脳卒中、心臓病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、動脈硬化症、痛風(高尿酸血症)など。

当院の治療方針

当院では生活習慣病の改善に向けての提案や指導を、患者様と相談し二人三脚で取り組み歩んでいく事を心掛けます。なお重度の糖尿病などで専門医療機関での治療が必要な場合、適切な医療機関を御紹介し連携を取りつつ治療を進めて参ります。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME